【Web内覧会/入居直後】ダイニング(30坪・住友林業の家)
「もじゃもじゃハウス」は住友林業で30坪の家を建てた、30代夫婦+猫のブログです。家やインテリアを作る過程で考えたことやこだわりを発信していきます。ブログには載らないちょっとした日々や最新の発信はInstagramに載せています。
今回はWeb内覧会として、入居直後の家の様子をご紹介します!
家具や日用品が入る前なので、設備や家そのものの状態が分かりやすく写っています。採用した仕様もご紹介しますので、住友林業でご検討中の方のご参考になれば幸いです。
ダイニングの間取りとコンセプト
分割型LDK
我が家はLDKを1Fと2Fに分割しています。1Fがキッチン・ダイニング、2Fがリビングです。
キッチン→6畳(収納含む)
ダイニング→10.5畳(収納含む)
→合計16.5畳
別記事で紹介するリビングと合計すると、LDKは約25畳です。
LDK分割のメリット・デメリットの詳細は別記事にまとめますが、ざっくりとした理由は以下の通りです。
・ダイニングとリビングの目的を分けて生活のメリハリをつけたかった
・来客時に個室以外でのんびりできる場所が欲しかった
和モダン
家全体のテーマである和モダンを、ダイニングでは特に意識しています。
グレーと木目を中心としつつ、アクセント的に黒を使いました。
採用したフローリングは朝日ウッドテックのライブナチュラルプレミアム、ラスティックオークです。
色数を絞り、素材感(挽板フローリング、和紙照明、キッチンのセラミックトップなど)で和テイストに寄せることで、和モダン感とシンプルさを両立させています。
和モダン感を適度に抑えたことで、和風以外の家具も合わせやすく、将来好みが変わっても家具やインテリアでイメージを変えられそうです。
また、壁紙は家全体のメインクロスであるサンゲツのSRE-S2049を使っています。
グレー系で、落ち着きを感じつつオシャレな雰囲気になったので大満足です。
このICさんの提案がなければ、我が家はまったく違う印象になっていたと思います。
見せる収納・見せない収納のバランス
ダイニングで一番こだわったのが、縦2.4m×横3m超の本棚です。
さらに、リシェルsi(キッチン)のダイニング側に収納を追加しています。
こちらは扉がついた「見せない収納」です。
書類(A4もOK)・化粧品・文房具・薬・掃除道具など、見せたくないけどすぐに使いたいものを入れています。
棚板の移動ができるので、入れるものに合わせて高さも変えられます。
生活小物はカラフルなパッケージが多いので、見えない収納にして良かったです。
採用したor見送ったオプション
1. フラットレール(採用)
フラットな部分がほとんどで、レール用の窪みも通常のレールより浅く感じます。
入居1ヶ月なのでまだ掃除していませんが、古歯ブラシでザっとレールを掃除して、水を流せば完了しそうです。
注意点として、レール自体はフラットですがレールとウッドデッキの間には3cmほどの段差があります(雨天時に室内に水が入らないため)。
そのため、室内とウッドデッキの段差を無くすためにフラットレールを採用するのは意味がないので気をつけてください。
2. 本棚(採用)
本棚は、南海プライムウッドのフィクサスです。
希望に対する2社の比較 | 南海プライムウッド(採用) | 住友林業クレスト |
---|---|---|
縦の棚板の間隔 | 選べる | 選べない |
背板の有無 | 選べる | 選べない |
棚板の移動 | 可能 | 可能 |
南海プライムウッドの方が希望に合ったため、住友林業クレストの本棚より少し高かったのですが採用しました。
壁付けということもあり、一生使う気持ちで気に入ったものを選んでいます。
3. リビング階段(採用)
我が家のテーマの一つに「家族がゆるく繋がる」があり、リビング階段は夫婦揃っての希望でした。
ダイニングのカラーに合わせて、柱は黒・木目はオークです。
AMIS 直線階段ピラー 片側手摺木製側面横格子 +571,400
本棚の真横に設置したことで、天井高の本棚も踏み台なしで使えるようになりました。
また、後述するモニターアームや観葉植物の置き場にもなっており、家の中心でリビング階段が活躍しています。
3. カーテンボックス(不採用)
スッキリ見せるためには必須なカーテンボックスですが、我が家はつけませんでした。
...というより、つけられませんでした。
写真の左上のように、我が家は掃き出し窓の一部が吹き抜けに被っていたので、天井を掘り込んでカーテンボックスを作れませんでした。
入居までどんな見た目になるか不安でしたが、入居した今はそれほど気になりません。
ロールスクリーンを壁紙と同じグレーにして、天井付けにしてもらったことでかなりスッキリしました。
ダイニングの満足ポイント/後悔ポイント
満足ポイント
1. こだわる場所だと決めて予算を投入した
家族全員が長時間使うダイニングとリビングは予算を多く使いました。もじゃ家は基本的に実用性重視ですが、ダイニングは見た目も重視して設備を選んでいます。
本棚に20万円も使うなんて信じられない、という人もいるかと思いますが、ダイニングでの仕事中も本棚が視界に入って幸せですし、本棚が家族みんなが選んだ本で埋まっていくのが今から楽しみです。
何にお金をかけるかは施主の個性やライフスタイルを映す鏡なので、「このために家を建てた!」と言える場所にはしっかりお金を使うと後悔が減るのではないでしょうか。
2. 収納内にコンセントを作った
コンセント数は定番の後悔ポイントなので、多めにつけてます。
ただし、目立たせたくないので収納内に多く作りました。
コンセントだけでなく、そこから給電する家電類もインテリア的に見せたくない場合が多いので、棚の中で充電&収納が完結できるようにしています。
(猫のエサを置いている場所にも自動給餌機を買いたいな〜)
ダイニングは、加湿器・サーキュレーター・TV類など置きたい家電が多いので、間取りを決める時点で、家電の配置とどのコンセントから給電するのかを考えておくと部屋がスッキリします。
3. 収納扉の下20cmをカットした
こちらは窓横のリビング収納です。
猫トイレ・ルンバ・ハンディ掃除機を入れており、こちらも充電しながら収納しています。
インスタを参考に扉の下20cmをカットしたことで、扉を閉めたままルンバも猫も自由に行き来ができます。
程よく暗くて狭いので、猫も落ち着いてトイレができるようです。匂いは今のところ気になりません。
猫トイレは専用のおしゃれな家具も増えていますが、収納内に入れる方が掃除や移動も楽で気に入っています。
4. 壁付けテレビをやめた
壁付けテレビは設計士さんから「移動がしづらいのでオススメしません」と言われていました。
ライフスタイルや家族の人数に合わせた模様替えもしづらくなりますし、TVが不要になる未来もありそうなので、我が家は壁付けしていません。
代わりに我が家はモニターアームを使い、階段の手すりにモニターを設置しています。
TVは見れませんが、接続したNintendo SwitchでYouTubeとゲームが楽しめますし、スマホの画面をモニターに反映させてアニメやドラマも見れます。
我が家はTVはまったく見ないので、これで困っていません。
通常のTVの移動しやすさと、壁付けTVのスッキリ感のいいとこ取りができるので、個人的にはモニターアームを推しています。
対応するモニターがあれば、アーム代は2万円ほどなので壁付けより安いかと思います。
第3の選択肢としていかがでしょうか。
(こちらについてはまた別記事にまとめようと思います)
後悔ポイント
1. 収納の奥行きが深すぎた
先ほど猫トイレを入れていた収納ですが、こちらは当初の図面にはありませんでした。
もともと洗面所内にあったトイレを玄関近くに持ってきた結果、トイレの南側にデッドスペースができてしまい、奥行き1マス(90cm)の収納が作られています。
収納はあってよかったのですが、90cmは深すぎてとても使いづらいです...。
猫トイレの上に3段の可動棚(コンセント付)もあるのですが、入れるものが無くて空になっています。
2. 掃き出し窓は2つも要らなかった
ダイニングは南面に掃き出し窓が2つありますが、右側はfix窓で良かったと思っています。
空気の入れ替えや植物の出し入れで左側の窓は活躍しているのですが、掃き出し窓を2つ同時に開けることはありません。また、右側の窓の正面には植栽があり、ここをfix窓にしていればサッシの枠も減ってよりスッキリと景色が楽しめたなぁ...と後悔しています。
断熱性や防音性のアップも期待できるので、リフォームすら考えているポイントです。
まとめ
もじゃ家のダイニングでした。
予算とこだわりを詰め込んだだけあって満足度が高い部屋ですが、こだわったからこそ些細な点が後悔ポイントになりました。
・こだわるポイントと理由を明確にして、大事な箇所には予算をかける
・家族全員が使う場所は将来の自由度も意識する
・収納の奥行きは深いと使いづらい
この記事がお家計画中の方の参考になれば幸いです!