【住友林業/30坪の家】もじゃもじゃハウス

住友林業で暮らす30代夫婦×猫1匹の暮らし

【Web内覧会/入居直後】洗面所・お風呂・WIC(30坪・住友林業の家)

「もじゃもじゃハウス」は住友林業で30坪の家を建てた、30代夫婦+猫のブログです。

家やインテリアを作る過程で考えたことやこだわりを発信していきます。

ブログには載らないちょっとした日々や最新の発信はInstagramに載せています。

 

今回はWeb内覧会として、入居直後の家の様子をご紹介します!

採用した仕様もご紹介しますので、住友林業でご検討中の方のご参考になれば幸いです。

洗面所・お風呂・WICの間取りとコンセプト

家事楽と減額の両立

家事楽と減額の両方を叶えるのは難しいように感じますが、家事楽を叶える手段のうち、仕様削減を多めにすることで、予算少なめで満足するスペースが作れました。

家事楽を叶える方法
仕様追加(=増額)→乾太くん、お風呂掃除機能 etc.
仕様削減(=減額の場合も)→坪削減、棚・カウンターを外す、浴室乾燥機不採用、サニタリーフロアの面積を増やす etc.

 

仕様削減する=掃除する場所・モノが減る、なので、水回りは不要な仕様をどんどん外すと家事楽と減額が同時に叶えられます!

 

そうして確保した予算をさらなる家事楽のために使うもよし、他の部屋に使うもよしです。

 

老後のことも考えて、水回りは1Fに集中

洗面脱衣所→2.5

お風呂→2

WIC→3

1Fで完結する間取り

キッチンを含めた水回りはすべて1Fに集中させました。

そのため、図面上のLDKは広くはありませんが、使いやすく老後も安心して使える家になりました。

 

実は家を建てる直前に祖母が足を悪くして、階段をまったく登れなくなるまでの過程を間近で見ています。

そのため、将来は2Fが使えなくなる前提で、見栄えの良さよりもずっと家族で安心して過ごせる間取りを重視しました。

採用したor見送った仕様

1. 洗面所_乾太くん デラックス5kg(採用)

乾太くん専用台の下に洗濯機を配置してます
  ガス衣類乾燥機_フィルター付扉タイプ +185,890
  (専用台込み)

もじゃ家で購入したのは5kgのデラックスタイプです。

rinnai.jp

 

乾太くんのメリット
・とにかく乾燥力が強い(⇄4年使った洗濯乾燥機は乾燥後も湿り気が残り2回回していた)
・早い。洗濯と乾燥で2.5時間(⇄洗濯乾燥機は4時間)
・乾燥と次の洗濯が同時にできる(⇄洗濯乾燥機はどちらかしかできない)

共働きにとって、2, 3番目のメリットは大きいです。

もじゃ家(2人家族)は3日に1回、まとめて2回洗濯します。

乾太くんを採用して、洗濯機と乾燥機を同時に回せるようにしたことで、平日夜でも2回洗濯を完了できるようになりました。

 

また、意外なメリットだったのは、タオルの猫毛が気にならなくなったことです。

我が家には長毛種の猫が1匹おり、洗濯機やタオル棚を扉で仕切ってもタオルに猫毛がつくのがストレスでした😭

しかし、乾太くんを使い始めてからタオルや服にほぼ毛が残らなくなり、何も気にせず顔が拭けています。

 

乾太くんのデメリット
・プロパンガスだと高い(都市ガスが使えると分かり採用)
・洗濯の終了後に、乾太くんに移す手間が発生する
・セーターはめちゃめちゃ縮む

2つ目は当然ですが、使い始めるまで気づけなかったデメリットでした。

洗濯乾燥機のように、洗濯物を入れてそのまま外出ができないので、在宅できる夜に回しています。

 

また、洗濯機と乾太くんを縦に並べると、脱水直後の洗濯物を持ち上げるのが少し大変です。小柄な方は配置をよく考えてください。

デラックスタイプ

スタンダードタイプだとサイズ展開(3, 5, 8kg)もありますが、我が家は洗濯機の上に置くので、扉裏にフィルターがあるデラックスタイプを選びました。

実際にデラックスタイプを導入していた友人が絶賛していたのも理由の一つです。

 

乾太くん(デラックスのみ)のメリット
フィルターが前面にあり、メンテしやすい(⇄洗濯乾燥機はフィルター以外の通風口やパッキンの隙間の掃除が大変)
・シーツ/毛布コース、デリケートコースなど、乾燥コースの種類が豊富

 

2. 洗面所_住友林業クレストの洗面台(75cm)(採用)

洗面台はこだわりが分かれるポイントですが、もじゃ家はここでもシンプル・掃除しやすい!を貫いています。

マットな質感がお気に入り
  洗面化粧台W900_3面鏡・フルスライド -159,290
  洗面化粧台_W750木製_照明・フェイスミラー付3面鏡_引き出し2段  +149,390
 
元は90cm で見積もられていたので減額です。
間取りの都合もあり75cmですが、私と旦那の勤務開始時間が違うので洗面台が混むこともなく特に困っていません。
(むしろ掃除する面積が減って嬉しい
 
蛇口は壁付けで、側面とボウルが一体なので掃除もしやすいです。
スポンジでグルっと洗って蛇口のシャワーで流しています。

マットな質感で水垢も目立ちにくい...気がしています。
 
また、洗面台はカーブしていますが、小さな植木鉢・歯ブラシ・ハンドソープくらいなら置ける幅です。

 
収納量もバッチリ。中央・右・左の3つの棚はすべて稼働です。
中央と左側の棚は最下段の底に穴が開いているので、濡れるものを入れています。

中央の棚。扉裏の鏡は手前に引き出せます

左側の棚。こちらもメッシュなので、歯ブラシとは分けたい石鹸類・スポンジを。

右側の棚。真下にコンセントと照明スイッチがあり、ドライヤーを抜かずに収納できます

洗面ボウル下は上下2段の引き出しです。

上段はタオル・下段は洗剤ストックなど重いものを入れていますが、スムーズに引き出せます。
 

スペースは十分ですが高さが少し足りず、洗剤の大容量詰め替えパックが引っかかります。惜しい!

3. 洗面所_ホスクリーン(採用)

洗濯機の前にホスクリーンをつけました。

乾燥機に入れられない服を干すスペースとして設置しています。

しかし、乾太くんが便利すぎて今のところホスクリーンはまったく使っていません...。後悔ポイントになるかも?

  ホスクリーン_SPC用物干竿 +4,490
  ホスクリーン_室内天付スポット +5,220
 

4. 浴室_お風呂場のカウンター・ランドリーパイプなし(不採用)

 無料で外してもらいました。ヌルヌルしたカウンターの掃除が嫌なんです

シャンプーなどは壁面のカゴにまとめているので、座ったままでも使えます。

5. 浴室_浴室乾燥機(不採用)

乾太くんを採用したのでつけませんでした。
賃貸では使っていましたが、洗濯物が掛かっている間はお風呂に入れないし、服から落ちた埃で排水溝が詰まりやすくなるので、入れるメリットがありませんでした。
今のところ困っていません。

6. 浴室_窓(採用)

賛否両論の浴室の窓ですが、もじゃ家は夫婦で「欲しい」派です。
土日の朝に自然光だけでお風呂に入ったり、涼しい風を取り入れながら熱い湯船に浸かるのが好きなので必須でした。
 

また、我が家の1F北側はお風呂にしか窓がありません。
そのため洗面所の採光のためにも、隣接したお風呂の窓が活躍しています。

窓から洗面所に光が入るイメージ

 北側の光だけでも朝〜夕方まで電気をつけずに洗面所が使えるので、十分だと感じています。

洗面所でメイクをしたい人にはやや暗いかもしれません。

この写真もお風呂場からの自然光のみで撮影

7. WIC_挽板フローリング(不採用)

洗面所とWICの境目

WICは家族しか入らないので、隣接する洗面所と同じサニタリーフロアを採用しました。

ここは打ち合わせ当初から挽板になっており、着工合意直前に「別に挽板の必要なくない...?」と気づいてギリギリで変更した箇所です。

  差額_床仕上_サニタリーフロアSG等 -41,100
 
減額になるのはもちろん、濡れても気にならない・掃除しやすい点が気に入っています。
 

8. WIC_インテリアライン(採用)

ハンガーパイプの向かいの壁に、土間収納と同じインテリアラインを設置しています。

  ピクチャーレール付洋風長押_標準扉_インテリアライン_1.5間用_L=2574 +9,980
 
明日着る予定の服や、消臭スプレーをかけて乾かしたい服など、なんでも掛けられて便利です。フックが足りなくて、写真のようにハンガーを曲げて上部も使っています。

洗面所・お風呂・WICの満足ポイント/後悔ポイント

満足ポイント

1. 浴室→洗面所→WICが並ぶ間取り

左から浴室→洗面所→WIC

入居直前まで「これで良かったのか?」と不安でしたが大満足しているポイントです!!

 

もじゃ家は総2階の30坪かつ収納多めだったので、「1階WIC」か「20畳LDK」のどちらかを選ぶ必要がありました。

営業さんが最初に提案してくれた間取りは2FWIC・LDK22畳でしたが、洗濯物を抱えて階段を登るのがどうしても嫌で初回打ち合わせで1FにWICを移動してもらいました。

 

SNSで見る広々としたリビングは憧れでしたが、「家事楽」のコンセプトをブラさず「1階WIC」を最終的に選んで良かったと思っています。

 

1FのWICのメリット
・洗濯後の片付けがとにかく楽
・脱衣室に服を持っていく必要がない
・ダイニングで使う家電も収納できる

 

もじゃ家は洗面所に3段キャスター付き洗濯カゴを使い、脱いだ服・洗った服をまとめています。

item.rakuten.co.jp

このカゴは洗濯機横に置き、最上部はこれから洗う服・下2段は洗った服(妻・夫)で分けています。

最上部がいっぱいになったら洗濯→洗った服はカゴに入れる→各自でWICの自分のスペースに移動もしくはお風呂後にそこから取って着る、という動きでとてもスムーズです。

 

また、着替えを忘れてお風呂に入ってしまった時も、そのままWICに歩けばOKです(床はサニタリーフロアなので濡れてもOK)。

 

さらに、加湿器・扇風機・灯油ストーブなど1Fで使う季節家電もWICに入れられて助かっています。1FのWICは実用性バッチリです。

2. 予算とスペースを節約した

洗面所・お風呂・WICは減額対象だったため、洗面脱衣室を一緒にしたり、WICを3畳(3人家族想定)にしたりとギリギリの広さです。

とはいえ、生活に必要な動きや家事のしやすさは設計士さんと確認していたため、必要最低限のスペースで満足しています。

 

設計士さんと確認した点
・WICの中で着替えができるか(手が壁に当たらないか)
・洗濯機から服を出すときに後ろの洗面台にぶつからないか
・洗面所で大人1人が子どもの着替えを手伝えるか

減額にこだわった結果使いづらくならないように「そのスペースで具体的にやりたいこと・できなくても良いこと」をイメージして確認すると後悔が減ります。

できなくて良いことの例としては「洗面所でのメイク」「2人同時に洗面台を使う」があり、その結果75cmの洗面台でも快適です。

3. 床下点検口をダイニングから見えない位置にした

床下点検口を風呂場の扉前にするのはNGとよく言われますが、もじゃ家はその配置です。

よくあるNGの理由は「珪藻土バスマットを点検口の上に置くとガタついて割れる」ですが、もじゃ家はバスマットを使わない(浴室内で身体を拭いて、そのタオルを洗面所に上がる時に敷く)ので問題ありません。

元の位置だとキッチン・ダイニングから丸見え

元々は洗面所の入り口にありましたが、ダイニングから丸見えなのが嫌で着工合意直前に変えてもらいました。気づけて良かったです。

後悔ポイント

1. 乾太くんの扉にぶつかりそうになる

乾太君はカチッと音がするまで扉を閉めないと、扉が写真のように開いてしまいます。

そうすると、洗濯機から乾燥機に服を移す際や、お風呂から出た直後に扉にぶつかりそうになります。洗濯担当の夫はすでに2回ほどぶつけているようです。

私も入浴後にぶつかりかけました。きちんと閉めればいいだけなんですけどね...。

2. ドアを一度閉めないと洗面所の電気がつけられない

普段はダイニングから洗面所への扉は開けっぱなしですが、この扉の裏にキッチン・洗面所の照明スイッチがあるのが非常に使いづらいです!

見えづらいけど扉の裏にスイッチがある

洗面所側に歩き出した後では、戻ってドアを一度閉めないと電気をつけられず、結局お風呂場の明かりで洗面所を使うことがよくあります。

 

実はこの扉、図面では洗面所側に開くようになっており、竣工立会いで逆になっていると気づきました。その時は「WICから出てきた時にぶつからないからこれでいいや」とスルーしたのですが、今こうして困っています。どちらが正解だったのでしょうか...。

 

滅多に泊まりのお客さんも来ないので、扉を外してロールスクリーンにしようか検討中です。

まとめ

もじゃ家の洗面所・お風呂・キッチンでした。

実用性と減額のバランスが取れてほぼ満足しています。

 

LDKを重視すると水回りは蔑ろになりがち(HMもLDK重視で提案してくる)だが「家事楽」のコンセプトをブラさなかった

・その部屋でやりたいこと・やれなくても良いことを整理して伝えた

 

水回りはLDKに比べて軽視されがちですが、いざ考えてみると色々こだわりが出てくるポイントです。家全体のコンセプトや今までの生活を思い出して、「なんとなく提案に乗る」は避けましょう。

この記事がお家計画中の方の参考になれば幸いです!