【住友林業/30坪の家】もじゃもじゃハウス

住友林業で暮らす30代夫婦×猫1匹の暮らし

【Web内覧会/入居直後】2Fリビング(30坪・住友林業の家)

「もじゃもじゃハウス」は住友林業で30坪の家を建てた、30代夫婦+猫のブログです。

家やインテリアを作る過程で考えたことやこだわりを発信していきます。

ブログには載らないちょっとした日々や最新の発信はInstagramに載せています。

 

今回はWeb内覧会として、入居直後の家の様子をご紹介します!

採用した仕様もご紹介しますので、住友林業でご検討中の方のご参考になれば幸いです。

2Fリビングの間取りとコンセプト

もじゃ家はキッチン・ダイニングが1F、リビングが2Fに分かれています。

かなり珍しい間取りですが、今までの暮らし方からこれがベストだと思い採用しています。

「フリースペース」をリビングとして活用

2Fリビング→9.75畳(収納含む)

北側から見た2Fリビング

家族がゆるく繋がる

もじゃ家は「家族がゆるく繋がる」を家全体のコンセプトとして設計していただいています。

個室に行くにはリビング階段を登って2Fリビングを通る必要があり、家族が顔を合わせられる間取りにしました。

 

個室への通路とリビングが兼用なので、2Fは廊下ゼロで省スペースにもつながっています。

スタバ風な内装

もじゃ夫婦は休日に揃ってスタバで読書や勉強をすることが多々あり、スタバ風のスペースが欲しい!とインテリア担当さんには最初から伝えていました。

 

木目風天井・スポットライトを使い、比較的低コストでスタバ風にしています。

家全体のテーマカラー(グレー・木目・黒)は崩さず、配色バランスと柄で1F・2Fの雰囲気が違和感なく変えられました!

連続する高窓は室内・室外どちらから見てもいい感じ

入居後すぐ、床でくつろぎやすいように突板の上にタイルカーペットを敷きました。

猫の足にも優しくなっています。

採用したor見送った仕様

1. キャットウォーク(採用)

近くの公共施設から見える緑もお気に入り
  フリーカウンター_標準寸法_ラバーウッド集成 +123,040

猫を飼っていると聞いて設計士さんが提案してくれました。

幅は約40cm。キャットウォークの理想幅は25cmなので余裕

幅は40cm近くあるので、我が家の6kg猫でも広々使っています。将来2匹目を迎えても安全に使えそうです。

シンプルなデザイン

吹き抜けを活かして、1Fの壁付本棚のアクセントウォールを2Fまで立ち上げ、その上がキャットウォークになっています。

吊り橋風や肉球モチーフなど「THE・キャットウォーク」なデザインが好みではなく、言われないと分からないシンプルさが非常に気にいっています。

1Fと2Fで繋がるダークグリーンのアクセントクロス

12万円は正直高いな...と思い、集成材を敷かずにクロス貼りにできないかも質問しましたが、入居半年で爪痕がついているのを見ると集成材を貼って良かったと思います。

キャットウォークからの景色

キャットウォークの突き当たりはfix窓なので、近くの道路や公共施設の緑が見れて猫もお気に入りです!朝晩問わず外を眺めており、外出中の退屈しのぎになっているようです。

この窓は当初すりガラスだったのですが、建築中に気づき無理を言って変えていただきました💦

2. 本棚(採用)

1Fにも3m超の本棚があるのですが...まだ足りない!

2Fにも縦2.4m×横2.4mの本棚を作りました!!

2Fの本棚はマンガ専用
  壁収納_マルチ棚82H_扉無×2  +79,180
  壁収納_マルチ棚82L_扉無  +37,060

 

1Fは南海プライムウッドのフィクサスでしたが、2Fは見た目よりも収納量とコストを重視して、住友林業クレストを採用しました。

本棚ではないのでピッタリサイズではありませんが、日用品も入れられるので2Fリビング収納として活用できています。

 

奥行きが30cmなので、マンガは前後2段に分けています。

後段はダイソーのブックスタンドで高さを出すと取り出しやすいです。

 

ティッシュや薬は目立たない最下段に

3. fix窓(不採用)

当初はクーラーの位置に、クーラー幅×2くらいのfix窓が入る予定でした。

しかし南側の壁一面に高窓があるので、東側にも窓をつけるのは多過ぎると判断して取りやめました。

 

リビングは十分明るく、減額&断熱になり満足しています。

リビングの高窓&北側個室の高窓で十分明るい

4. 吹き抜け手すり(採用)

リビング階段とセットで採用した、手すり&アクリル壁です。

透明部分はすりガラス風やグレーも選べましたが、リビングを広く見せるために透明を選んで正解でした!

  AMIS 吹き抜け手すり  +330,430

メーカーによっては吹き抜け部分も柵になりますが、三協アルミの場合は柵の間隔が広い代わりにアクリル板が入るようです。

猫の落下防止のためにもアクリル板で良かったです。

 

ソファをアクリル板横に設置してもたれてもぐらつかず、普通に壁として使えています。

5. 造作机(不採用)

フリースペースは当初「書斎」として、デスクと本棚ゾーンの2つに分かれていました。しかし、造作机や壁を作ってしまうと勉強・仕事にしか使えなくなるので、あえて何もないスペースにしました。

おかげで2Fリビングでゲームをしたり、家具をずらしてピラティスをしたりして活用できています。

 

造作家具は数十年先も必要なもの・動かしたくないもの(地震対策)に絞ったことで、部屋の自由度が上がりかなり減額になっています。

2Fリビングの満足ポイント/後悔ポイント

満足ポイント

1. スタバ風&開放感がある内装

 

1Fは和モダンがテーマでしたが、2Fはテーマカラーは変えずスタバを意識してカフェ風にしています。

(理想は川越鐘つき通り店のような和風スタバです✨)

 

1Fと2Fで分割型LDKを選択した結果リビング部分で9畳が確保でき、設計士さんの工夫もあって我が家で一番広々と感じるスペースです。

 

広々な2Fリビングのために効果があった点
・床は壁と同じグレーのカーペットで統一感を作る
・南一面の高窓(座ると空しか見えない✨)
・吹き抜けの壁を透明にした
・本棚を入れて収納家具0
 

 

右3つの高窓は横滑り出し窓のため、北側の寝室や子ども部屋の窓を開けるとしっかり風が通るのを感じます。

デザインと快適さが両立されているのはさすが住友林業の設計士さんです!

左右どちらかの窓と南側の窓が1つ開くだけで換気バッチリ
2. 他の部屋とのちょうど良い距離感

廊下0で2Fリビングにした場合に気になっていたのが、他の部屋との距離感です。

「家族がゆるく繋がる」とはいえ、寝室や吹き抜けに接していたので距離が近過ぎるのではと心配していましたが、今のところ問題はありません。

 

・寝室(左上)とソファ(緑)

寝る直前は、私は寝室で読書・旦那はソファでゲームをすることが多いですが、ベッドからも目線が合うので声かけができます。早めに寝たい場合はもちろんドアを閉めて音をシャットアウトできます。

・仕事部屋と(左下)とソファ(緑)

今のところ同時に使うことはありませんが、子どもができたら仕事部屋からリビングの様子が見れて便利そうです。

・子ども部屋と(右上)とソファ(緑)

ソファからは子ども部屋の入口付近しか見えません。ベッドや机を東側に設置すればドアが開けっぱなしでもある程度落ち着いて過ごせそうです。

 

また、個室どうしはドアが開けっぱなしでも互いに見えない配置です。

3. TVのある空間が2つ作れた 

1Fダイニングと2Fリビングに分けたことで、もじゃ家には1Fと2FにTVのある広めの空間が2つあります。

そのため、ゲームとYouTubeをそれぞれ楽しみたい時もTVの取り合いが生まれません。

 

また、私が1Fダイニングで在宅勤務の時は旦那が2Fでゲームをするなど、リビング・ダイニングが別フロアだからこそお互いの邪魔をせずに過ごせるのも良いポイントです。同じフロアだと、多少離れていても音が気になっていたんじゃないかと思います。

1FダイニングのTV(モニター)

後悔ポイント

1. 分電盤が目立つ

我が家は旦那の提案でcat6a(とても早い回線らしい)を引いています。

機材の都合や家の中央に寄せたいという旦那の希望に従い、分電盤を本棚上のスペースに入れたところ予想以上に飛び出ています...。

ここまで目立つとは思わず、棚に埋め込んだり別室に配置すればよかったと後悔しています。

とはいえ、この回線のおかげでスプ●トゥーンを1F・2Fで同時プレイしてもサクサク遊べるので納得はしている後悔ポイントです。

2. レンガ風の壁紙

ここは旦那が選んだ箇所ですが...。私はずっと派手すぎると感じています。タイルを貼るならともかく、レンガ風なので安っぽく見えるのも後悔ポイントです。

旦那が大満足しているという一点のみが満足ポイント!

近くで見るといかにも作り物なのが気になる
3. 飲み物の移動が面倒

一番気になっているポイントです。

2Fリビングで過ごすのは寝る直前の1〜2時間ですが、飲み物は1Fのキッチンから持ってくるしかありません。

お風呂上がりにコップ1杯を持って階段を上がり、翌朝降りるときにコップを下げるのがルーティーンになっていますが、たまに飲み物を忘れて上がると面倒だな...と感じます。

 

2Fには仕事部屋もあるので、ミニ冷蔵庫の導入も検討中です。

まとめ

もじゃ家の2Fリビングでした。

珍しい間取りということもあり、活用の仕方も含めてまだ改善できる点が残っています。

しかし、まだ改善できるということは今後もライフスタイルに合わせて自由に変えられるということで結構ポジティブに捉えています。

 

「フリースペース」「セカンドリビング」は最近の戸建では珍しくないかと思うので、空間の使い方の参考にしていただいたり、2Fリビングを検討している方にもヒントになればと思います。

 

やってよかったこと

・予算を1Fより下げたいと正直に伝えて、予算内で理想の内装に近づけた

・あえて用途を制限せず、家具で使い方を変えられるスペースにした

・自分達の暮らし方やこだわりを夫婦で話し合い、満足できる空間の使い方を一緒に検討できた

 

この記事がお家計画中の方の参考になれば幸いです!